今年は、夏らしさが控えめでしたね。
暦は9月。旧暦では菊が見頃を迎える時期です。今週末9日は、五節句の一つ「重陽」。菊の節句とも呼ばれています。菊を愛でる季節です。
菊は地味で仏事に用いられる花といったイメージがありませんか?
こちらの菊は、洋菊の「アナスタシア」です。
カラーバリエーションは豊富で、グリーンの他に、イエロー・ピンク・ヴァイオレット・ホワイトなどがあり、多くのお花屋さんで見かけることができます。
夜空に浮かぶ花火のように細い花弁が広がるように咲きます。
こちらの菊も大変多く見かけることができますね。
特に、アナスタシアと同じ洋菊のピンポンマム(左側のピンク色の菊)は、そのフォルムからブーケやアレンジメントにとっても人気があります。右側のスカーレット色の小菊は、お彼岸などの仏事に見かける一般的な小菊ですが、最近では、このような緋色の美しい色の菊も出回っています。
昔は、花びらを浮かべたお酒を酌み交わしてお祝いしたとされている重陽の節句ですが、花同様に華やかな現代的な菊の節句を楽しみたいですね。